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顎関節症とはどういう病気か?
現在報告されている症状は実に様々なものがあります。
症状によっては、本当に歯が影響あるの?と疑いたくなるようなものまであります。
しかしこれらの症状は、顎関節症の治療後、軽減ないしは消失したという理由で関連があるのではないかと考えられています。
| 顎関節症状 |
・口があかない
・口をあけると顎がなる
・顎か耳かわからないがにぶい痛みがある
・顎ががくがくする
・よく顎がはずれる。 |
| 頭頚部の症状 |
・頭頚部の症状
・偏頭痛
・肩がこる
・首をまわすと痛い
・いつも肩が重い
・手がしびれる |
| 腰椎の症状 |
・腰椎の症状
・腰の痛み |
| 全身症状 |
・高血圧、糖尿病のような慢性疾患が軽減した
・自律神経失調症といわれるさまざまな症状が軽減した
・更年期障害が楽になったなど |
なぜ、顎関節症がおきるのか。
人間が生きていくためには、エネルギ−を得なければなりません。
エネルギ−は、食物として、口から得る以外にありません。鼻から入れるわけにはいきません。悲しい日が100日続こうとも、ほとんどすべての人間は、しっかりと口から食物をたべているのです。歯で食物をかむという生きているかぎり続く運動は、顎の関節と筋肉の力によっています。
しかしこのようなシステムも成長という膨大なプロジェクトの完成の上に成り立っているのです。歯のわずかな狂いも、歯がきわめて硬いために、そのしわよせは、やらかい筋肉や関節にくるのです。包容力に満ちた筋肉であっても、耐えきれなくなれば、筋肉痛をおこします。
筋肉の終末は、関節内にくっついていますから、筋肉の引っ張りによって関節がわずかにその位置をずらすことになります。こうして、関節をとりまくさまざまな筋肉が何とかバランスを保とうとした結果、緊張し硬くなるわけです。
そして、この緊張は、僧帽筋などの首の筋肉にも及ぶことになります。
首には、脳からの、あるいは心臓からの脈管が左右わかれて走っています。首の筋肉の緊張は、筋肉の内側に走っている神経や血管に圧力を及ぼし、その結果情報に左右差が生じることになります。
そのことが、全身に不愉快な症状を引き起こす引き金の一つになるのではないかと考えられているのです。
また、顎の関節の位置のずれは、頸椎のずれをひきおこし、頸椎のずれは腰椎のずれとなります。反対に、交通事故などに遭い、腰椎や頸椎に大きなひずみが生じた場合、顎関節に及ぶこともあるわけです。
さらに、人間は、年をとるという問題があります。筋肉の適応性も、関節自体の強靱さも次第に加齢とともに失われていきます。そのため、顎関節症の症状も一層修飾され、わかりにくいものになったり、改善するのに長時間を要するようになるわけです。
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