|
インプラント治療とはどんな治療ですか?
顎の骨に金属の棒(チタン)を埋め込み、人工の歯を作る治療法です。インプラントの種類 は様々で20〜30種類くらいあるといわれてます。
有名なものでは、ブロ−ネマルク、I.T.I、京セラ、プラト-ン、カルシタットなどがあります。
|
【わたしの場合】
☆1985年 サファイヤ(京都セラミックス)開始
骨に直接結合するのではなく、接合しているインプラント。44本埋入。
意外に長期にもっている。最長は20年。義母に試験的に埋入したもの。
☆1987年 I.TIインプラント
スイス製、本格的インプラントとして、日本に紹介される。296本埋入。
問題点はもろく、屈強な中年男性では折れる場合があった。インプラントが骨にくっついていたから折れたわけでその意味では、インプラントは成功していた。それが、折れてしまうので困ってしまう。植え直す以外にない。
☆1994年 AQBインプラント
チタンに骨の主成分であるカルシュウム化合物を金属表面にまぶしてある。
国産品。早く骨とくっつくようにと、東京医科歯科大で開発された。 2003年12月現在までに、およそ800本以上埋入する。現在他の種類のインプラントは使っていない。
|
手術は痛くありませんか。こわくありませんか?
当然、麻酔をするので、痛くはありません。手術後は、痛み止め(鎮痛剤)をのんでいただきます。
ほとんどの患者さんは、翌日は、「痛くない」といっています。なお当クリニックでは、術前に、睡眠作用の弱い精神安定剤を飲んでいただいています。
インプラント治療は保険がきかないと聞きますが?
そのとおり。インプラント治療は保険がききません。治療費については大学の治療費が参考になるのではないでしょうか。実際調べてみますと、一本25万円〜40万円くらいと大変バラツキがあります
当クリニックの治療費は、国立大学の治療費に準拠して、一本241,500円(税込)です。インプラント埋入に必要な、術前、術中、術後のすべてのことがらを含んだ治療費となっています。例えば、レントゲン診断費はもちろんのこと、投薬が5日になっても、10日になっても、また作ったかり歯が、何回こわれても、追加の治療費をいただくことは、ありません。
なお、誤解のないように申し上げますが、インプラントにかぶせる冠やブリッジは別途、治療費が必要です。白い瀬戸物の歯から、金属冠まで、患者さんの好みに応じて決めていただくことになります。
|
|
インプラント治療はどのくらいもつのでしょうか?
インプラントの種類によっても違ってきます。私は、インプラントは、10年はもって欲しいと、思っています。下の図は治療成績です。。(図1)(2003年11月30日締めで、AQBに関しては2002年12月末までに埋入したものに限りました。)
種類
|
経過年数 |
埋入本数 |
抜去した本数 |
残存率 |
| サファイヤ |
16〜13年 |
44本 |
3本 |
93% |
| I.T.I |
13〜8年 |
296本 |
73本 |
75.3% |
| AQB |
8〜1年 |
667本 |
17本 |
97.5% |
長持ちさせるには治療後のケアも重要となります。しっかりとアフターケアをしましょう。
インプラントがだめになった場合、どうするんですか?
再びインプラントを植えられるのでしょうか?
当クリニックでは、インプラントが埋入できるのなら、原因がどんなものであれ、5年未満のインプラント抜去の場合、無料で再埋入をおこないます。
それはせっかく構築した患者さんとの信頼関係を壊したくないという理由からであり、応分の技術的責任をとろうというものではありません。
それよりもっと重要なものがあるような気がするからです。
|
|
骨がないとインプラントはできないのですか?
インプラントは、骨の中に入れるものですから、当然ある程度、骨の中にめり込んでいなければ、長持ちするインプラントにはなりません。従ってそのとおりだと思います。
しかし、現在骨量の少ない場所にインプラントを植えられるようにと、様々な手法が生み出されています。
|
|
歯を抜いたらすぐインプラントを入れたいのですが?
5年ほど前までは、歯を抜いて3〜6ヶ月ほど待ってインプラントを植えるというのが常識でした。しかし、近年ではできるものならすぐインプラント植えた方が(即時インプラント)いいのではないかというように変わってきたようです。
ただ、即時インプラントは通常のインプラントよりは手技としてはやや複雑なものにならざをえません。その理由は、インプラント自体は工業製品であり規格品です。しかし、歯を抜いた穴の形は様々であり、それをどううまく処理するかが応用問題ということになるでしょう。
インプラントを入れたら、すぐ噛みたいのですが?
手術したばかりのインプラントは、骨の中にできた空洞にぴったりと収まっているだけで、骨とくっついているわけではありません。骨とインプラントがくっつくためには、時間が必要なのです。少なくとも1.5ヶ月はかかるでしょうか。
ですから、くっつこうとしている時期に無理な力がかかれば、当然骨との結合を破壊することになるわけです。しない方が望ましい即時負荷を成功させるためには、慎重な観察と患者さんの協力とがぜひとも必要なのです。
|
|
自分の歯が無く、インプラントで入れ歯から開放されたいのですが。できますか?
インプラントを埋入できる骨があれば問題ありません。
インプラント治療で入れ歯の煩わしさから開放され健康な日々を過ごされている方もたくさんいらっしゃいます。
|
|
インプラントを入れるのに年齢制限はありますか?
特にありません。今までにインプラントを埋入した最高年齢は81才の方です。この方は「私は100才まで生きる予定なので、歯は必要です」と言ってインプラント治療を選びました。
インプラント手術後は、痛みや腫れが続きますか?
もちろん、若干の腫れや痛みはあります。
痛みが、強い場合でも、薬で十分コントロ−ルできますし、翌日には、その痛みも気にならない場合がほとんどです。腫れは、翌日から三日目あたりまでがピ−クで、一週間を過ぎて腫れているということは通常の場合ほとんどありません。
よくかめる。顔のバランス良くなった。発音がスム−ズにできる。口のなかがさっぱりした。といった最初の感激を大事にしていただきたいと思います。
上手な先生をどうやって見つければよいのでしょうか?
私は次のように考えています。数多く手がけている先生がよいのではないかと。およそ、技術と名のつくものは多くの練習を重ねることによって上達するものです。
私は、大変ありがたいことに、16年(2003年12月現在)のインプラント治療歴の間に、300人以上、1000本を越えるインプラントを埋入してまいりました。本当にありがたいことと感じております。
|
|